必見!! 株式投資をするメリット

投資を始めて良かったこと6選


投資と言えば株,株と言えばギャンブル?
「株にだけは手を出してはいけない」
そんな教育を受けて育った人も少なくないのではないでしょうか?

実際に私も株式投資を本格的に始めたばかりの時期は,怖いと思うこともありました。
(それが原因でいろいろとお勉強したので今があるわけですが)

しかし,そんな私も株式投資を行っていく中で徐々に「投資を始めて良かった」と思えるようになってきました。

結果として投資をしないデメリットの方が投資をするデメリットよりも多いということに気づきました。
(というより,デメリットってあったかなぁ~?)

という訳で,今回は私が株式投資を始めて良かったと思えるようになったキッカケ?をいくつかご紹介していきます。

なお,今回の記事も私の”ヒトリゴト”をまとめた雑記ですので,気楽に読んでいただければと思います。

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目次

株式投資を始めて良かったこと
  1. なにかと知識がつく
  2. 視野が広がる
  3. 詐欺に引っ掛かりにくくなる
  4. 不労所得が得られる
  5. 順番待ちが楽しくなる?
  6. 人にやさしくなれる?

1.なにかと知識がつく

早速1つ目ですが,物凄く当たり前の事のように感じるかもしれません。
しかし,これは意外とすごいことなんですよ。

だって皆さん,学校の勉強はそこまで好きではなかったでしょ?
(真面目に学校の勉強に取り組み,実生活に応用していた方がいればごめんなさい)

例えば,インフ・デフレという言葉の意味や中央銀行の役割などについては,中学の公民など義務教育を受けてきた方なら当然一度は聞いたことがあるはずです。

しかし,多くの人はニュースの中でそうした単語が登場してもサラッと聞き流すだけで気にも留めないでしょう?私もそうでした。

ところが,お金が関わってくると途端に慎重になるのがヒトというもの。
私も株式投資を本格的に始める(実際にお金を投じる)前に,投資に関する書籍を何冊か読みましたし,何かわからない単語が登場するたびにその都度Mr.Googleに相談しました。

するとどうでしょう,今まで家を出る時間が早かったからとりあえずつまらないとは思いつつ、聞き流していた経済ニュースの番組(モーサテの事ですね)の内容が理解できるようになっているではありませんか!!

それ以来、そのニュース番組を見るのが面白くなりましたし,今では本はお友達です。
(ただ頭ごなしに読書は大事と言われてきましたが,本の真価がわかった気がします)

2.視野が広がる

投資を始めると気になるようになることの一つに「もっと良い投資先はないか?」ということがあります。
ヒトの欲,特にお金に関する欲には際限がありませんからね。

「市場は常に新しい投資先を探している」という言葉を聞いたことが有りますが,これは個人投資家の端くれである私にも当てはまるようです。

そうなると,「この商品・サービス良いなぁ,どこの会社が作っているんだろう」とか「ここのお店はいつもお客さんが入っていて業績が安定していそうだ,どこの会社の系列店だろう」などという考えが浮かんできます。

当然のことながら,そのあとすぐにMr.Googleに尋ねますがその過程で様々な業界や会社に目線が向くようになります。
また,お店の名前と会社の名前が必ずしも一致していないことを知ったり,過去の記事の一部でご紹介したように優良企業と思うところが必ずしも上場しているとは限らないことや,東証一部上場の企業が必ずしも優良企業ではないということがわかります。

(私が思う非上場の優良企業とは某ホームセンターの会社や某お酒の会社です)
良いなぁと思う会社が非上場で株を(普通は)買えないと知ると少し残念になります。

また,例えば「金利が上がった」というニュースを見たときでも「そうか~金利が上がったんだ~」という表面的な所だけでなく「ということは株価は~かも」というその先に予想される事にまで目線が届くようになりました。

運河で船が座礁したニュースや半導体工場が火災になったというニュースなどについてもその一点だけの「船の乗組員や工場の人は大変そうだなぁ」だけでなくそれに関連する産業などについても目線が届けば「あそこの会社の株価が下がりそうだなぁ」などと予想がつくわけです。

(また,面白いことに後からわかる実情よりもこうした予想の方が短期的な株価の変動には反映されることが有ります)

このようなことが積み重なることで,視野が広がるだけでなく現代の社会がどのように動いているのか,なんとなくでも俯瞰できるようになる気がします。

3.詐欺に引っ掛かりにくくなる

これは「1.何かと知識がつく」の副次的な効果でもありますが,投資(投機も含め?)の大前提ともいえる知識を獲得することで,よくニュースで聞く金融詐欺の中身が根本から間違っていることに気づいてしまいます。

例えば,カーラジオから流れてきたニュースでこんなものが有りました。
「外国為替証拠金取引(FX)で元金の2倍にしてくれると言われてお金をだまし取られました」

このニュースについては以下のようなところがおかしいと気づくはずです。

・例えば株式投資の年平均リターンは約5%と言われているが,その40倍ものリターンをどうしてこうも簡単に約束できてしまうのだろう?

(ただ,この前提を利用した詐欺,確かポンジスキーム?もあったらしいので注意も必要です)

・FXはゼロサムゲーム(ゼロサムゲームについては過去記事参照)で,さらに為替の変動はそもそも予想しにくい。

・そもそもリスクとリターンは表裏一体,200%のリターンが見込めるのであれば200%のリスクも同時に背負うことになるはず。(過去記事参照)


また別の日もこんなニュースが。
これについては金融詐欺と結婚詐欺のバブルパンチです。

「結婚祝いとして知人がお金を預ければ投資で増やしてくれると言われ,お金をだまし取られました。」

・そんな凄腕の知人なら当然自らもお金を持っているはず。そのお金をさらに増やして,結婚祝いは現金でくれればいいのに…。


また,二つのニュースの中で被害者が共通して忘れている大事なことが有ります。
それは「投資は自己責任」ということです。

逆にこの大前提があるため金融詐欺や合法詐欺が成立してしまうというのもまた然りです。

だからこそ,投資判断の権を他人に握らせてはいけません!!

4.不労所得が得られる

投資の目的がそもそもこれなので,メリットと呼べるかどうか微妙な所ですが配当や利子として不労所得を受け取ることは大変意義のあることなのです。

だって,そのお金を受け取るためにあなたは何もしていないでしょ?

銘柄選定やポートフォリオの管理等々雑務的な労力はありますが,それが株を買った会社の利益に寄与するとは考え難いです。

では,その利益は誰によってもたらされたのでしょうか?
資産運用を語る上ではお金を働かせるという表現がなされますが,実際に働いているのはその会社の従業員や役員だったりします。

もちろん彼らは労働の対価として会社から給与や報酬を得ますが,それ以上に会社が稼いだ分(つまり純利益と言える分)については会社のオーナーたる株主達のものです。

超優良企業ともなれば,有名大学卒のエリート従業員も高給取りではありますが,彼らの生み出した利益をただ株を持っているというだけで受け取ることができる株主は資本主義社会の仕組みを利用する側に立てているとも考えられます。

(もっとも,人的資本の大きさと生涯収入の大きさだけで単純比較すればエリート従業員の方が大きくなりますし,目立ちますがね)

5.順番待ちが楽しくなる?

これはあくまでオマケで、そんな事ないという方もいらっしゃるかもしれませんが,株式投資をするとこんなところでも物事の捉え方が変わってきます

例えば,多くの人にとって飲食店での順番待ちはあまり気持ちの良いものではないとおもいます。
ですが,その飲食店が自身が株を保有している会社の系列店であればどうでしょうか?
順番待ちをしなくてはならないということは,それだけ会社に利益をもたらしてくれるお客様が来てくださっているということ。

そう考えると,なんだか順番待ちが楽しくなりませんか?

6.人にやさしくなれる?

最後にこれも人によると言ってしまえばそれまでなのですが,上記の通り知識を身に着け,俯瞰的な目線を獲得し,さらにわずかでも不労所得を得られるようになると,なにかと心が満たされやすくなり,そのため少し他者にやさしく接することができるようになったように感じます。
  • 金持ち喧嘩せず
  • 衣食足りて礼節を知る
  • 貧すれば鈍する
という言葉があるように,知識やお金の多寡は人の心理に大きく影響するようですね。

まとめ

ということで今回は私が思う株式投資をするメリットを6つご紹介しました。

投資というと金銭的なメリットが真っ先に注目されると思いますが,今回ご紹介したように金銭以外のメリットもあります。

私自身も金銭的なメリットよりもそれ以外のメリットの方が多かったように感じます。

皆さんも金銭以外の投資のメリットを探してみるのはいかがでしょうか?


それではまた別の記事で。さよなら~。。。